汗かき薬剤師saitorioブログ

汗かき薬剤師による健康相談ブログです。

市販薬で目のつらい症状に効く効果的な選び方、使い方実践方法解説

ぷよー。('ω')

汗かき薬剤師のSaitorioです。

先日、セルフケアで目のつらい症状対策7つの方法を記事にしました。

 

www.saitorio.work

 

今回は、軽度な目の症状については病院に受診せずに自分で対策できる薬の選び方と使い方についてお伝えします。

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花粉性結膜炎は自分で対策できる!?

最近では、市販されている医薬品は病院でもらう医療用医薬品処方箋薬と同等の成分、量が入ったものが買えたりする為に

目のつらい症状は病院に行く必要がなく、薬局、ドラックストアにある医薬品で対策ができます。

よく、病院に行かずに症状を我慢される方がおられますが、それは生活の質(QOL)や働いてる方であれば、生産性の低下に繋がる為、おすすめはしません。

しかし、病院に行く時間がないとか、病院、薬局の待ち時間に対して自身の時給換算を考えると薬局、ドラッグストアで薬剤師、登録販売員に相談するか、自分で商品を選んで対策する方がおすすめします。

 

治療の基本

1、点眼薬

まず、選ぶと良いのは点眼薬(目薬)です。

 

種類は大きく分けて2つあり、1つ目はメディエーター遊離抑制薬で2つ目はヒスタミン H1受容体拮抗薬です。

 

目がつらい症状の原因は、ハッチアウト(過去記事参照)でありそこから起こるアレルギー反応でした。

 

アレルギー反応を起こさないようにする為には、メディエーター(ヒスタミン、ロイコトリエ ン、トロンボキサンA2など)の発生を抑えることや、メディエーターの代表であるヒスタミンをブロックすることで、充血や目のかゆみを軽くします。

 

この2つの薬は、違う作用で効き始めるため、メディ エーター遊離抑制薬とヒスタミンH1受容体拮抗薬を併用することも可能です。

 

で、薬を使うときに最も重要なのは、花粉飛散予測日の約 2 週前、または症状が少しでも現れた時点で抗アレルギー点眼薬を使い始めると花粉飛散ピーク時の症状が軽減されると言われてます。

ここ、大事なので黄色蛍光ペンラインマーカーです笑。

2、内服薬(飲み薬)

抗アレルギー点眼薬だけでは効果がなかった場合やアレルギー性鼻炎を併発している症例などは目薬と飲み薬の2つ使っても良いです。ただし、市販されてるアレグラとかの飲み薬にはアレルギー性結膜疾患に対する効能は記載されてませんので使用に注意が必要ですが効果は期待できます。

 

3、医薬品の選び方

実際医薬品を選ぶ時は、各製薬メーカーから発売されてるため膨大な数がありますよね。

 

おすすめする商品が皆さんのお買い求めされる薬局、ドラッグストアにない場合や正直、私自身全ての商品を網羅してる訳ではないので今回は選ぶ際のコツをお伝えしていきます。

 

先ずは、その医薬品の成分一覧を見てください。

 

もし、皆さんが花粉飛散予測日の約 2 週前、または症状が少しでも現れた時点で抗アレルギー点眼薬を使い始めようとするならメディエーター遊離抑制薬をおすすめします。

 

メディエーター遊離抑制薬は十分な効果が得られるためには、1~2週間かかるのでちょっと使って効果ないから止めるのはやめましょう

よって、痒みが出始めてからの使用は勧めませんね(笑)

 

メディエーター遊離抑制薬
  • トラニラスト
  • ペミロラストカリウム
  • クロモグリク酸ナトリウム

もちろん、ヒスタミンH1受容体拮抗薬でも良いです。

 

ヒスタミンH1受容体拮抗薬
  • ケトチフェンフマル酸塩
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩

 

作用の強さは、メディエーター遊離抑制薬ヒスタミンH1受容体拮抗薬と言われてますので参考までに。

 

若しくは、症状が出始めた場合は、ヒスタミンH1受容体拮抗薬の使用を開始し、目の症状が強い場合は、メディ エーター遊離抑制薬とヒスタミンH1受容体拮抗薬を併用できますのでこの場合は、点眼する順番はどっちが先でも大丈夫ですが必ず間隔を最低でも5分間開けてから点眼してください。

 

まとめ

  • 花粉症によるつらい目の症状は病院に行かなくても適切に医薬品を選んだり、使用できれば自分で対処できる。
  • 治療の基本は、花粉が飛び始める前に医薬品を使用できればベスト。
  • 目薬は作用が異なる医薬品であれば二つ併用でき効果がない場合に使いましょう。
  • 症状がひどい場合は目薬と飲み薬も検討しよう。
  • 最後に、1週間経っても改善されない場合はもしかすると花粉が原因でない可能性もある為、潔く病院へ受診してください。

 

ここまでざっといきましたがどうだったでしょうか?

ご不明点等あれば気軽に質問して下さいね('ω')

 

参考:アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第2版)